患者さんの症状や関節リウマチの勢いの強さによって、通院する頻度や外来で受ける検査項目は異なります。最近みられた体調の変化(副作用の疑いがないか)、感染症にかかっていないか、などを確認して、問題がなければ皮下注射をする流れとなります。
急病で通院が難しい場合や、旅行計画などのために投与日をずらしたい場合は、事前に医師に相談してください。
自己注射の場合でも、体調の変化を確認し適切な治療を行うために、定期的に通院し医師の診察を受けてください。また、予定日に注射できなかった場合には医師または看護師に連絡し、指示を受けてください。
シンポニー®の注射器には、1本につき50mg(0.5mL)が充填されています。病状や服用している薬剤に合わせて、50mg(1本)または100mg(50mgを2本)を投与します。また、途中で50mgと100mgの間で変更することもあります。
注射器は、オートインジェクターとプレフィルドシリンジがあります。どちらを使用するかは医師にご相談ください。
自己注射を正しく実施するためには、あらかじめ医師の管理指導の下で十分な説明と指導を受け、自己注射の手順を習得する必要があります。