- Q.どのように注射を受けるのでしょうか?
- シンポニー®は初回投与の後は2週後、以後は4週に1回、基本的には医師、看護師などの医療従事者が注射します。シンポニー®による治療開始後、医師により患者さんご自身による自己注射の適用が妥当と判断された場合は、自宅などでの自己注射も可能です。
- Q.通院の頻度、診察の流れは?
- 患者さんの腸の状態、腸粘膜の炎症の広がりや強さによって、通院する頻度は異なります。最近みられた体調の変化や副作用の疑い、感染症の有無などを確認して、問題がなければ医療関係者による皮下注射をする流れとなります。
急病で通院が難しい場合や、旅行計画などのために投与日をずらしたい場合は、事前に医師に相談してください。
- 自己注射の場合でも、体調の変化を確認し適切な治療を行うために、定期的に通院し医師の診察を受けてください。また、予定日に注射できなかった場合には医師または看護師に連絡し、指示を受けてください。
- Q.皮下注射する時の痛みは?
- 既存治療で効果不十分な潰瘍性大腸炎の日本人患者さんを対象に実施したシンポニー®の臨床試験(国内および国際共同試験:効能追加承認時)では、212例中1例(0.5%)に注射部位疼痛(とうつう)が認められました注1、2)。注射時の痛みでお悩みの方は、医師にご相談ください。
注1)痛みを感じる感覚には個人差があります。
注2)プレフィルドシリンジでの国内臨床試験結果です。
シンポニー®はこんなお薬です
シンポニー®の注射器には、1本につき50mg(0.5mL)が充填されています。
シンポニー®は、より簡便に投与を行っていただけるように工夫されたお薬です。
用法及び用量 <潰瘍性大腸炎>
通常、成人にはゴリムマブ(遺伝子組換え)として初回投与時に200mg、初回投与2週後に100mgを皮下注射する。初回投与6週目以降は100mgを4週に1回、皮下注射する。